2020年02月29日

買占め

「民度」って言葉嫌いなんだよな。

誰かだ別の集団に向かって、基準も何もなく言語化できない程度の低さを見下すときに使われる、知性も倫理もない言葉だよ。
大体なんだよ、「民」の「度」って。

温度とか、好感度とか、「度」というのは程度やその大小を意味するわけで、温度なら、温かかさの程度だし、好感度なら好意の度合だ。
「民」の度合って・・「民」が何をもって評価されてその度合いの大小をというのかを全く説明できていないんだよな。

ボクはこの言葉自体がおそらく程度の低い(知能的にも倫理感的にも)人によって作られた造語ではないかと疑っている。


さて、日本スゴイ的な文脈で使われる「民度」とやらはどんなもんなんでしょうね。

マスクが必要だ、となれば買占めに走り、高額転売が横行する・・IMG20200210114735.jpg

で、今度はマスクから連想して、トイレットペーパーがなくなる、と買占めに走る。IMG20200228230826.jpg


昨日、たまに行くドラッグストアで、大量の箱ティッシュを買うオヤジを見かけた。
そのオヤジ、誰にも聞かれても居ないのに、レジの店員に向かって、「大丈夫とはわかってるんだけどねぇ・・ヘヘヘ・・」「でもやっぱり心配だし家族に頼まれちゃってね。いや、大丈夫なのは知ってるんですよ。」「でも家族には必要だし、買っておかないといけなくて・・」と、聞かれてもないのに言い訳じみたことを延々繰り返していた。

恥ずかしくないのかコイツ。

主に他国を罵倒し、誇るために作りだした「民度」という言葉が今、日本人自身に降りかかってないかい?


日本はまともな倫理観を持った人が冷静に行動する国か?

自由で民主的な国か?

安定的で信頼できる社会保障のある国か?


誰も主体的に判断せず、流されるだけで見かけ上保たれてきた平穏や安定、そして「民度」なんてみ~んなウソって、解ってんじゃないの?
あぁバカバカしい。日本にいると本当にロクなものを目にしない。


早く海外勤務に戻りたいよ。

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posted by かのぴ~ at 04:23| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月27日

ボクの出会った東大出身者たちの話

この季節、ブラウザ開けば受験の話題。

全人口の1%程度しか関係のない大学受験の話がなんでさもみんなに興味があることのように流されるのか・・それは、今なお多くの人にとって学歴(日本の場合学校歴)が重く、大きな話題といえるからだろうね。

そうした社会の中での最高の勝利者は、東大(あと医学部だろうか)になるわけだけど、では東大出身の人たちはそんなに幸せな人たちなのか・・ちょっとそんな話を書こうと思う。_IMA9204-w640.jpg

なお、ボクは法学部出身で、仕事も法務部門を中心にしているので、どうしても知り合う東大出身者は法学部に偏ってしまうんで、その辺りはご了承を。


ちなみに、東大の定員は多い。
だから結構東大出身者っていろんなところにいるんだよね。


某重厚長大産業 法務部課長 T氏

ボクが就職して最初に指導してくれた人。
最初に、「君はXX法ゼミか。〇〇先生は元気?」みたいなこと言われた。〇〇先生ってのは、その法分野の大家な人で、ボクも名前は知ってたし、それが東大の教授なことも知っていた。
ボク「いや、私東大じゃないです。」
T氏「あぁ、最近はウチの法務にも東大じゃないのが来るんだ・・」

その時点で法務部のメンバーは確かに東大出身者は多かったけど、それ以外も居たわけで、これは彼の嫌味だったのだろうと思う。

そんなこんなで第一印象は最悪だったんだけど、良く知ってみると、第一印象以上に気持ち悪い人だった。
チビ、デブ、バーコードハゲな見た目に似合わず、高級なものを好み、腕時計さえしないボクにネチネチ文句を言ったりもした。
「まともな時計の一つもしていないと、交渉相手に見くびられる」とかなんとか。

田舎出身のボクには全く彼の発想は理解できず、当時は嫌味だということすらも理解できず、それが彼をますます苛立たせたに違いない。
今にして思えば愉快である。

一方、彼は頭は非常に良かった。また、英文ライティングが非常に早い。
会話しつつ英文契約をドラフトしつつ、交渉もする・・みたいなことを平気でやる。

実はボクも同じスキルを持っているんだけども、ボクのそれは彼の劣化コピーなのだ。


某重厚長大産業 同僚のD氏
ボクよりも少し年上の、営業部門から法務部門に異動してきた人。どこか投げやりというか、達観しているというか、斜に構えたところのある人だった。
儀礼的、建前的な行動が嫌いで、会社の庶務的なことはあからさまに手を抜く。営業部門としてはそれに手を焼いたらしく、法務部門に来たらしい。


この辺、誤解している人がいるかもしれないけど、起業の法務部ってのは、時として"使えない"人間が送り込まれる。
人間関係がうまく回せない人とか、性格に難がある人とかね。
彼の場合、法務部門に来ても結局周囲となじめず数年で辞めることになるんだけど、不思議とボクとは気が合った。

学歴へのプライドはやはりあるらしいんだけど、彼は兄弟への大きなコンプレックスを持っていたようだった。
三人兄弟みんな東大、それも法学部。兄は判事をやっていて、全国を転々としているらしく、その弟が何をした、何を言った・・・とよく話していた。

彼もやはり頭は非常によく、判断も早い。

文書のある所を見聞きすると、ものすごくそこから離れた個所との矛盾に瞬時に気づき、それを指摘したりする。

・・ただ、その判断が早すぎて、説明も省略しすぎててほとんど周囲がついて来られなかった。彼が、英国系のものすごく単価の高いBarristerと話していたた時に、初めて彼と話がまともにかみ合うさまを見て・・・ボクは戦慄した。

なんだこいつら、頭良い、と。

D氏は、ボクが某重厚長大産業を退職する直前に会社を去っていき、今はエネルギー系の商社にいるようだけど、給料で判事の兄に勝ったのが嬉しかったらしく、奢ってもらった。2,000万くらいあるみたいね。残業は死ぬほど多いようだけど。


現職(機械メーカー) 同僚のS氏
彼は典型的な世間のイメージする貧弱なエリートかもしれない。

背が低く、やせていて、体力はあまりない。
家は金持ちで、小学校から有名私立を出ていて、中高一貫の名門校の方に帰属意識があるらしい。

東大法学部で官僚にも法曹にもならず、就職するにしても金融や商社にいった類の人と比べると、メーカーに就職した人というのはやはり格は落ちるらしく、微妙なコンプレックスを感じるんだけど、行動の端々から、「自分は頭良い」という自負が伺える。

実際良く物を知っているしロジカル。

彼の特徴の一つに話し言葉の早さがある。
オタクが早口になるアレに似ていると思う。

ボクの想像だけど、伝えるべき子tが頭の中に大量にあって、言語化スピードも速くなってしまうとか、そんなことじゃないかな。


彼は職場で期待もされていたし、それだけにチャンスも与えられていた。
しかし、彼には大きな弱点があった。

感情を考慮しないで論理だけで正しいことを実現しようとするところ。何となれば最終的には罰則や摘発が待っている、といった功利主義的な誘導を、しょっぱなから出して片付けようとする・・みたいなね。

コンプライアンス部門がよく言われるセリフ、「法律でこうなってます、だけなら専門家は要らない。」。まさにこの指摘が当てはまる人だった。

そして、もう一つが英語ができないこと。


海外に駐在していた時は、その頭の良さ故に、意思を伝えられなかったのだろう。彼が何かを成し遂げたという話を全く効かなくなった。
そしてそれはおそらく彼のプライドを相当傷つけたのだろう。精神を病んだのか、しばらく出社拒否状態になっていたようだ。現地で。

日本に戻ってきてからは、すっかり角が取れて、大人しくなってしまった。つまらない。



書くの疲れた・・・・・もうちょっと続くよ。

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posted by かのぴ~ at 00:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年02月24日

ネットにボクは実在するか

ニートや人生破綻者のブログでボクが最も感情を揺さぶられたのは、「昭和42年生まれ元司法浪人無職童貞職歴無しの赤裸々ブログ」というもの。
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この、元司法浪人の方のブログは、もう6年も更新されていない。
生きていれば彼は今年53歳だ。

ブログの最後の方は、それはもう悲痛。

司法試験(予備試験ルートだと思うけど)はとっくに諦め、ひたすら悶々として過ごし、何か精神か身体を害したのだろう、原付免許の試験さえ落ちまくっていた。
なお、彼は択一に通っている。彼が実は頭が悪く、自分の能力に妄想を抱いていたといったことではない。もちろん、択一に通ったということ自体がウソの可能性もあるけど、彼の文才からもその基礎能力の高さは伺えるしね。

ボクは元司法浪人さんのことを考えるたびに、恐怖、同情、共感、軽蔑、尊敬・・いろんな感情が湧き出てきて、冷静でいられない。
彼の姿は、ほんの少し間違えた自分の姿だから。

ブログの最後の方では、ハローワークに通ったりネットカフェからブログ投稿したりしているといった記述が見られるようになる。
彼の”立ち直り”はあまりに遅く、ささやかで、始まったばかりで、すぐに終わりそうでもあり、本当に救われない。

いつか彼がひょっこりブログで近況を書くんじゃないか。ボクはそんな期待をしてもう何年も彼のブログを見に行っている。

救われて欲しい。しかしどうしたら彼が幸福になれるのか皆目見当もつかない。
それは良く言えばあるいは自分自身が同じ軌跡をたどったであろう彼への期待。悪く言えば興味本位の野次馬根性。


そんななかで見つけたのが、エリトさんの「逃げこもり」だった。
状況こそ元司法浪人さんに似てるんだけど、元司法浪人の人のような悲痛さはあまりなく、どこか妙に軽い。

彼は、元司法浪人さんほどの歳ではなく、おそらくボクと同じか少し上くらい。氷河期世代ど真ん中。

彼は(元司法浪人さんと違って)自分の状況を理解していないわけではないし、マズいと思っているようではあるんだけど、相変わらずニートをしているようだ。
二次元を語り、バブルをうらやみ、世の中に悪態をつく。


ボクは彼に元司法浪人さんの救われた姿を見た。
そして、元司法浪人さんに共感して恐怖するボク自身の救われ方も見た気がする。
要するに、考えすぎてもしょうもないのでテキトーに死ぬまで愚痴りながら生きよう、ということなんだけど。

どうやっても幸福になれないのなら、無理に幸福になろうとしなければいいだけなんだな。
ムカついたら怒れば良いし、何もする気が起きないならボケっとすれば良い。



さて、そんなわけでボクは元司法浪人さん、エリトさんのブログを見ているわけだけど・・・そんなボクは実在するのでしょうか?

ボク自身が元司法浪人さんの可能性は?
ボク自身がエリトさんの可能性は?

そうでないにしても、そもそもこのブログでこの一年書き連ねてきた、ボクの生い立ち、家族、両親の話が全て嘘だったら。
それを確かめる術はないよね。確かめさせる必要もないんだけど。

ボクは身元が明らかにならないように、特定できないように情報の出し方には気を付けている。
ボクに関する情報が少しでも事実と違ったら、このブログにおけるボクは存在しないことになるだろうか?


・・と考えたら、ボクは架空の存在で、実在しないかもしれないね。
いや、しかしリアルな人間関係でも、自分に関して一切嘘のない人、あるいは自分に関する一切の情報を開示している人っていないよね。
そうすると、リアルな人間関係でも、実在しない人ってのはいるのかもしれないね。

そもそも実在するってどういうことだろうか。


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posted by かのぴ~ at 13:44| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする