2019年10月26日

PCのOSは人格

Windows 7のサポートが終わるってことで、仕方なくWindows 10に移行した。
1280x1024xbfeb54982ac0df65dfe77e.jpg

Windows 95の頃から自作機+OEM版(最近はDSP版って言うそうな)をメインマシンにしてたボクなんだけど、OSの入れ替えを重ねるごとに、なにかこう・・物寂しいというか、悲しい気分になる。

ひとつは、有償で使用権を買ったにも関わらず使えなくなってしまうことへの虚しさ。

もちろん、物理的にはインストールできるんだけど、アップデートできないからスタンドアロンでしか使用できなくなっちゃうし、事実上もう使えないと言って良い。

Windows 95は2年程度、98は1年使ったか程度。
そのあとWindows 2000入れたかな。
この後NT系のOSの良さに気が付いたんだけど手遅れで、9x系と統合されちゃった。
2000は長く使った気がするけど、それでも3年程度かな。
MEはスキップしてXPに移って、Vista、7と入れ替えていった。

どのOSも導入当初は、「ずっと使うぞ」なんて思う。
どんどん洗練され、美しくなっていくユーザーインターフェース、安定して素早い動作、便利なガジェット、そして、動作する傑作エロゲーに、愛着と信頼を深めてたものだった。

でも、時間の経過はシビアにその信頼を奪っていく。
人の気持ちが時間によって朽ちるように、結局何も自分のモノにならないんだな・・なんて無常感に駆られる。



もう一つが、OSに変に感情移入してしまうこと。

OSってのは、人格に近い。
引きこもり気質のボクは、生活のかなりの部分がPCないしデジタルデバイスに絡んでいる。

PCはそれらのすべてに最適なサポートを与え、見た目も好みに作り上げる。
場合によっては失敗してどうしようもなくなってそのままになった過去の痕跡までも残っている。

まるでもう一人の自分、親友のような。

だから、ボクはOS擬人化がものすごく納得いく。
鉄道擬人化とか車擬人化とかは無理やり感が漂うけど、OSは正真正銘、人格があると思うんだ。

1213399256857.jpg

a0015806_14273872.jpg

15308273440002.jpg
そんなOSを消してしまう。

そして別のOSを持ってきて・・・万人に対して全く同じ挙動をする赤ちゃんのようなOSを、一から育て、新しい関係を作り上げていくような感覚になる。

それはまるで、これまで付き合ってきた相手を、都合が悪くなったからと殺してしまい、人格を入れ替えるようなもの。

こんな感じ・・jus.jpg


所詮(人間の脳と神経系が生み出す人格に比べれば)単純なソフトウェアが生み出す状態でしかないんだけどね。
現実の人間相手には冷淡だし、信用も信頼もしないくせに、単純なソフトウェアには感情移入できるなんて・・・人道的なようでいて、かなり人でなしだよね、ボク。

ともあれ、Windows 10を使い始めた。
そしてまた、ニセモノの愛着とニセモノの別離の悲しみを味わうんだろう。
くだらない人生だ。

15308273440039.jpg


にほんブログ村 その他日記ブログ 社会不適合者日記へ
にほんブログ村
posted by かのぴ~ at 01:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする