2019年10月22日

サラリーマン的中二病

一時期、「意識高い系」学生が馬鹿にされたり晒らされたりして盛り上がってるようだけど、学生諸君は安心して良いと思う。
サラリーマン達も十分勘違いした「意識高い系」だから。

それも、痛々しいレベル。
意識高い系というより、もはや中二病に近い。

サラリーマン向けの雑誌なんて見てみたらいいと思うよ。
経済中心のマジメを装った記事のそこかしこに紛れ込んだ軽薄な幻想を体感できるよ。

男は●歳までにXXすべき、とか。
デキる男は絶対■■しない、とか。あるいは逆に必ず△△している、ってパターンもあるかな。
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銀座のクラブがどうとかで、一流の男は●●だ、とか。
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どれもこれも、バブルの遺物みたいな腐臭を放ってる。
それができたからって、会社儲かるの?何の意味があるのそれ? なんてことばっか。

仕事はファッションショーじゃないし、営業活動はキャバクラ接待じゃない。

イマドキ、営業マンの人格で取引が決まってたまるか・・いや、決まるのかもしれないけど、価格と品質以外の要素で取引決めるような間抜けなことやってるから、競争力落ちるんでしょ。

どんなに上司を気持ち良くしたって、良い製品は開発できなきゃモノも売れやしないんだ。
小洒落た服着て、高い時計やら靴やら身に付けてたって、商談がまとまるでも、交渉に勝てるでもない。

会社が対他競争力ではなく、組織内の人間関係や権力者への忖度を指標にして人を評価して権力を持たせてきた結果が今の惨状だってことはもはや疑いようもないと思う。

にもかかわらず、旧時代の価値観を維持・補強する古臭い成金趣味を振りまいてどうしようって言うのか。

技術と合理性が世界を席巻している状況から目を背けているようにしか見えない。
機械文明に目を背け、不可思議な力を信仰して呪文を唱えようとするファンタジーを脳内で展開する中二病のようなものだ。

まだそれで上手くいってた時代の生き残りが組織の上層部に残ってるから、そのプロトコルに従って自分も滑り込みで良い目を見ようっててことかもしれない。

けど、結果的に、狂った組織の自壊を早めるだけの結果に終わると思うね。
切り替えなきゃいけないときに、いつまでも失敗した時代の価値観を取り込んでどうする?

中二病は、どこかで痛い目を見て、恥ずかしい思いをして治る。
けど、バブル脳の爺さんたちは、逃げ切り的に退職金、年金、終身雇用を満喫して去っていく。

彼らの信念(病気)は決して治りはしないだろう。
ファンタジーの中で、そのまま夢見て死んでいける。

逃げ切れない世代はそれに付き合う必要はないと思う。
実用性のないものに金なんて使うべきじゃない。いかに国に補足されずに資産を確保するか。いかに価値の変動の少ない現物を安全に維持するか。

ゼニゲバといわれようと、非国民といわれようとも、生き残る為にすべきことはすべきだ。
国も民族も決して助けてくれやしないことなんて、とっくに気付いているでしょう。

こんな連中が国の根幹。幻想は捨てよう。自分を守ろう。
彼らに媚びたって、彼らは自分の人生を満喫し、さっさと死んでいく。

経団連 中西宏明会長
終身雇用を前提に企業運営、事業活動を考えることには限界がきている。外部環境の変化に伴い、就職した時点と同じ事業がずっと継続するとは考えにくい。働き手がこれまで従事していた仕事がなくなるという現実に直面している。
そこで、経営層も従業員も、職種転換に取り組み、社内外での活躍の場を模索して就労の継続に努めている。利益が上がらない事業で無理に雇用維持することは、従業員にとっても不幸であり、早く踏ん切りをつけて、今とは違うビジネスに挑戦することが重要である。


比較↓

本田宗一郎
 私はなるべく賃金を高く払いたい。賃金を高く払ってやれば、それは貯蓄にもっていく者もある。貯蓄にもっていけばもっていっただけの国の力ができることになる。国の経済力の回復というのはわれわれにとって非常に重大である。(中略)それからある人はそれを冷蔵庫やオートバイや自動車を買う金にまわすかも知れない。そうすればそのカネが回転するから、購買力ができて、各工場が盛んになってくる。それから銀行へ預けたカネだって銀行が有効なところにまわせば企業は発展するだろう。
 賃金を余計に払えばすぐものが高くなるように考えるが、生産能力を高めた上においての見合うところの賃金を払うことができるなら、私はもっと多く、三倍も四倍も払ったっていいと思う。その方が経済力もできるだろうし、工業も発展すると思う。
 もし不景気になって、方々で賃金を払わなかったら、うちのオートバイだって売れやしない。そうなるとうちは縮小しなければならない。だから、給料の高いことはそう心配しなくてもいい。


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posted by かのぴ~ at 02:34| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする