2019年04月10日

ダメ人間の好む街

ダメ人間の自覚ができてから好きな街が幾つかできた。

カトマンドゥのタメルやタイの田舎(チェンライやメーサイ。カオサンはもうダメ。)。インドのフンザなんかも良い。
あと、酒を飲む人にはだめだろうけど、ボクは飲まないので中近東諸国のアラブ人たちの緩さも結構好きだ。
出稼ぎインド人たちは忙しないけど。

そこには、何をするでもなくぼんやりとそれでいてそこそこ幸せそうな人たちが居る。
あぁ、別に何かにおいたてられて生きなくても良いし、人生何とかなるものかな、という気分になれる。

これはいろんな精神的な問題の治療に有効じゃないかと思う。


そんな雰囲気を感じられる街が日本にもある。
西成だ。

最初は単純に破格の安さで宿がとれるという理由で、近畿方面に行ったときは1泊1,500円程度の宿に泊まったりしていたんだけど、そのうちに、この街が、税金のかからない(?)日雇い労働だったり、路上販売やらの街であったり、現代の遊郭街であったりする要素があることを知った。


この街もやっぱり、なんとかなると思わせてくれる。
ただ、国外のそれに比べるとだいぶ殺伐としてる気はするけど。

IMG_0205.jpg

安宿に行けば、ダラダラ昼から酒を飲むおっさんもいれば、早朝から日雇いを探し出歩く人もいる。
路上で「現金要るか〜?」なんて声かけてくる手配師(もちろん派遣法違反だろう)のおっさん。
早朝6時には始まる銭湯。

その日の日雇いで仕事が取れなかった人たちで数人集まって始まる路上の酒盛り。

人によっては堕落して、不自由で厳しい生活かもしれない。
でもボクにはそれは人間らしく映る。

おっさん達から言わせたら、スーツ着て空調の効いた屋内でデスクワークしてるヤツに自分の気持ちは分からない、なんて思われるんだろうけど。


こうした場所を知り、勝手が分かるということは一つの強みだと思う。
心にどこか余裕ができるんじゃないかな。

思いつめて死ぬくらいなら、全財産もってネパールとかインドとかで隠居生活というのもいいかも知れんな。

残念なことに物価差は縮まっている。
隠居する頃にはこうした国々も、そして西成も避難地ではなくなっているかもしれない。

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posted by かのぴ~ at 01:19| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする